37年前に逝った父が残してくれた鉢植えのバラが今年も咲きました。

ベランダでピンクの可愛いバラが咲きました。

毎年バラを見て父を思い出し、今年も父が帰って来たなと懐かしく思います。

私の進路にことごとく反対し私も反抗し父の勧める道には進みませんでした。

日本料理の板前を志す私に、工業高校に行け、私は普通科に進みました。

教師を目指す私に、工業大学に行け、私は経済学部に進みました。

私の後を継げという父、私は東京でサラリーマンになりました。

バラを見ながら「親父ごめんな、親不孝な息子だったな」と声を掛けました。

そして「もう一度親父の息子に生まれてきても後は継がんからな」親父の苦笑する顔が浮かんできました。

私の人生ももう少し、バラを見るたびに頑固で無口だった父、若くして逝ってしまった父を思い出し、本当は私は親父のことが大好きだったんだのかも・・・・・・

さて、月曜,火曜の雨は私にとって恵みの雨でした。

現場がほとんど止まったため、現場に追われ営業活動が出来なかったのですが、この二日間は営業に専念することが出来ました。

有難いことに当社のお客様は相見積りを取られません。

この業界では珍しいことです。価格だけが判断基準のお客様は私には必要としないお客様なのです。

相見積りを何軒も取って価格だけが判断基準、このようなお客様とはいつまでたっても信頼関係が生まれるはずがありませんから。

「首藤さん、もう少しお安くなりませんか」このように頼っていただけるお客様が私が必要とするお客様なのです。

信頼関係の出来たお客様はリピートもあるし、末永くお付き合いの出来るお客様だと思っています。