今日は8月15日、77回目の終戦記念日です。

多くの尊い人命を奪った戦争、二度とこのような悲惨な戦争が起こらないことを祈ります。

お盆休みも今日で終わり、どうしてもお墓参りに行きたくて、車椅子を積んででかけました。

墓地に着くと女房が「お墓まで歩いてみる」とゆっくり歩くことが出来、無事お墓参りを済ませることが出来ました。

今年は止めておこうと思っていましたが、お墓参りが出来て気持ちがスッキリしました。

帰り道私が「今夜は手巻き寿司にしよう」

「スーパーに行って、ウニ、トロ、いくら、ウナギ、アナゴ、鯛を買って、美味しい卵焼きは僕が作り、他に納豆、キュウリにしよう」

女房が「大葉も忘れないで」私が嫌いな大葉も買うの。

こんな会話は結婚して初めてのような気がする。

家のことは全て女房任せ、何一つしなかった私が・・・・・・

これもお友達からいただいたヒマワリの種が私の気持ちを大きく変えるきっかけになったこと。

もし、このことがなかったら今頃、足が不自由になった女房の前で途方に暮れていたでしょう。

「よし、今夜はどこの寿司屋より美味しい赤だしをご馳走するよ、美味しくてびっくりするなよ」

私が趣味として再開した料理、料理を始めると他の家事も楽しくて、これは女房の病が発症する少し前、まるで女房の発症が解っていたかのようなタイミング。

以前の私ならこのような状況になったらどうしようもなかったのに、今は何の苦痛も感じることなく家事に励むことが出来るのです。

女房の病状が治療により回復ししても、私の生活スタイルは変えるつもりはありません。

老夫婦の二人暮らし、いつどうなるか解らないのですから。