昨日の大阪府のコロナ感染者は9813人、3回目のワクチン接種も遅々として進んでおらず、更なる感染拡大が懸念される状況が続きそうです。

高齢者の私は人混みと三密を避けて、マスク、手洗い、消毒を徹底するしか術はありません。

昨夜、まどかちゃんと麻里ちゃんが訪ねてきました。

先日のお礼にと、まどかちゃんからダンヒルのキーホルダーのプレゼントです。

麻里ちゃんからは、麻里ちゃんが描いた私の似顔絵です。

「この絵麻里ちゃんが描いたの」「そうだよおじちゃんの顔だよ、上手でしょう」

「ほんとだ、おじちゃんにそっくりだね」

まどかちゃんが「5年間のお別れですが、私たちが戻ってくるまで元気でいてくださいよ。絶対ですよ」

そしてまどかちゃんの口から涙が出るような言葉が「おじちゃん、遊ぼうよ」

「首藤さんと麻里が話しているのを見ていて、もう一度だけ言いたかったんです、ごめんなさい」

まどかちゃんは30数年前の自分に戻りたかったのでしょう。

エレベーターホールで私を見かけると、傍に走ってきて「おじちゃん、遊ぼうよ」と嬉しそう。

その言葉を聞いた私に30数年前の5歳のまどかちゃんの顔が鮮明に浮かんできました。

傍にいた女房はまどかちゃんの言葉に一瞬驚いたようですが、まどかちゃんの気持ちが理解できたようで笑っていました。

麻里ちゃんの似顔絵は私の部屋に飾ろうかな。

もう二度と「おじちゃん~」と私の傍に走ってこないでしょう。

すっかりお姉ちゃんになった麻里ちゃんを見るのがとても楽しみです。

まどかちゃんが東京の住所を教えてくれました。それは私がサラリーマン時代に勤めた池袋サンシャイン60の近くでした。麻里ちゃんに手紙を出そうかな。

東京に行くことがあれば、まどかちゃんと麻里ちゃんに会えればと思っています。

二人は何度も振り返りながら帰っていきました。