27年前の今日1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が6500人余りの尊い命を奪いました。
当日神戸に入った私の目の前に地獄絵図が飛び込んできました。
ほとんどの家屋は倒壊し、家族を必死の形相で探す人、家屋の下敷きになった家族を救出しようとしている人、泣き叫ぶ老人、呼吸をしていない子供を抱え泣き叫んでいる人、道に座り込んで呆然としている人。
これが現実かと目を疑いたくなる光景が目の前に。
高速道路は倒壊し、大きなビルも横倒しに、巨大地震の恐ろしさを肌で感じていました。
ライフラインは途絶え、多くの地域で火災が発生、犠牲者を増大させたのです。
その16年後に東日本大震災が・・・・15000人の犠牲者が・・・・
30年以内にかなりの確率で巨大地震南海トラフ地震が近畿圏を襲うとか、犠牲者は数十万人に及ぶらしい。
身勝手かもしれませんが、私が生きている間は起こらないで欲しい。
27年前の忌まわしい惨状、いやそれの何十倍もの惨状を私は二度と見たくありません。
我々は巨大地震に対して全く無力なんですから。