お正月休みも今日まで、明日から2022年のスタートです。

年末、年始にかけて当社のホームページにパナソニックエコキュートのエラーコードF27に関するアクセスが急増しています。

毎年のことですが、この時期は購入された販売店がお休みのため連絡が取れないことが原因かと思われます。

エラーコードF27はヒートポンプの異常でお湯が沸かせなくなる状態になると発生するエラーです。

原因はプリント基板の不良か圧力スイッチの不良、もしくは両方の不良です。

設置後13年前後のエコキュートで型式HE-〇〇AQSをお使いのお客様に集中しています。

AQS以前のK1、K2,K3シリーズは買い替えが進み、少なくなっています。

エラーコードF27が発生した時の対処方法ですが、お家の分電盤にあるエコキュートのブレーカー又はタンクユニットの正面にある漏電ブレカーを切り、一分程度待つて入りにして下さい。

台所リモコンが必ず正常画面に戻ります。その時にお湯の残湯量を確認してください。

そして、リモコンにある「お湯増し」ボタンを押してください。

すると「お湯を沸かし始めます」の音声が流れます。

場合によっては、誤信号だったため正常に稼働し続けることがありますが、その確率は10%程度です。

90%は数分後又は数十分後に再度エラーコードF27が発生します。(何度も繰り返さないで下さい)

この状態になればメーカーへの修理要請しかありません。(修理窓口、0120ー878-554)

尚、残湯量によっては蛇口からの給湯は可能ですが、浴槽へのお湯はりは出来ません。

残湯量が多い場合でも、入浴は控え少しでも長くお湯が使えるよう節湯して修理をお待ちください。

申し訳けありませんが、AQS及びそれ以前の機種につきましては、交換部品が廃版になっており修理不可の場合があります。

又、エラーコードH54(三方弁異常)やH59(給湯弁異常)が多く発生しています。

このエラーの場合は修理可能ですが、2万円から3万円の修理費用が必要となります。

AQSやそれ以前の機器をお使いのお客様は、安心してお湯をお使いいただくためにも更新をご検討いただければと思います。