「有難うございました」と思わず電話口で頭を下げていました。

「首藤さん、ワクチンの接種日が6月15日午前8時45分に決まりましたのでお知らせします」

日頃お世話になっている、かかりつけ医院からのお電話です。

私は吹田市在住ですが、集団接種は申し込みが殺到して予約が取れない状況が続いています。

強い基礎疾患のある私にはワクチン接種は命の綱ですから。

亀村や井上在住の茨木市は対応が悪く、両親のワクチン接種の目途は全く立っていません。

国が実施している大規模接種ですが3万5千人の予約が30分程度で締め切られています。

テレビを見ていると、気持ちは理解できますが「我先に」「我さえ良ければ」の姿勢が見え隠れして心が暗くなります。

あいだみつおの「奪い合えば足らなくなる、譲り合えばあまる」が頭に浮かびました。