早朝から自宅近くにある倉庫の片づけに、扉を開けると中は本だらけ。

私は昔から読書が大好き、唯一の趣味でした。

毎月20冊以上の本を読み漁っていました。

倉庫は本を収納するために借りていました。

片づけを始めたのですが、懐かしい本が・・・・・・

経済書や農業関係の書籍、そして高杉良、清水一行等の経済小説が一杯。

何時間かして女房がやつて来ました。

「片付いた。あれ全然片付いてないですか」

「すまない、懐かしい本ばかりなのでつい読みふけってしまった」

女房は全ての本を処分して倉庫として活用したいらしい。

お小遣いの大半を本代に費やしていたため、3000冊はあるだろうか。

一冊一冊にそれぞれ思い出が詰まっています。

老眼や白内障が進んだ今は読書から遠ざかっています。

処分したくない本を数十冊を残して、古本屋さんに回収してもらうことにしました。

しかし、本って不思議ですね。表題を見るだけで、いつ頃読んだのか、そして内容まで覚えているんです。

何か自分の過去を捨ててしまうような、寂しい気持ちになるんです。

皆さんも、この本だけは処分したくないということはありませんか。