今日も梅雨空、でも来週早々にも梅雨明け宣言が出そうです。
最近、卒FITが間近なお客様から今後の対応策のご相談が多くなっています。
売電価格48円が8円に、当然どうすべきかを考えますよね。
太陽光発電を設置されて丸10年、今後10年以上はお使いになれます。
(但し、パワーコンディショナーの更新は必要、及び発電効率は低下します。)
私は今後10年間をどうすべきかをご提案しています。
まず、費用対効果だけを考えた場合、そのまま8円で売電されるのが一番メリットがあります。
更に、これまでは可能な限り自家消費せず売電することで大きなメリットを生んでいましたが、今後は昼間の太陽光発電が稼働中に自家消費する、例えばタイマーのある洗濯機や炊飯器、浴室乾燥機等の電気製品を使用し買電量を減らすことつまり、これまでとは真逆の使用でメリットを出すのです。
ただ、このご提案には家族構成やライフスタイルが大きく左右するため、事前の情報収集が重要です。
次に、蓄電池の設置提案です。
但し、費用対効果だけを期待されるお客様にはお勧めできません。
私の試算では10年間で50%未満の償却しか望めません。
それでも、蓄電池をご契約いただいたお客様は、8円での売電は馬鹿らしい、可能な限り電気を自給自足したい、再エネ賦課金(3円/1KW)を減らしたい、災害時の停電に備えたい、中には停電時に周りは真っ暗なのに我家だけは明かりが灯る優越感が味わえる。(気持ちは解りますが少し変ですね)
蓄電池の普及が難しいのは価格です。
価格が高いから普及しない、普及しないから価格が下がらない。
せめて現行価格の半分程度になれば爆発的に普及するのですが・・・・
日々蓄電池の販売に苦戦しています。