あっと言う間に一月が終わってしまいました。

今朝は早朝から希望ケ丘イベントの会場確保のため希望ケ丘集会所へ。

お陰で4月4日,5日のイベント会場の確保が出来ました。

さて、毎週新聞折込にリフォーム業者のチラシが入っています。

キッチン65%OFF、ユニットバス65%OFFと安さを強調しています。

塗装工事には足場代無料と謳っています。

同業の私たちにはその「からくり」は解っていますが、チラシをご覧になったお客様には〇〇%OFFとか無料という文字に目を奪われがちです。

地域最安値と謳っている業者は要注意です。

機器代65%OFFでは代金を踏み倒すか盗んでこない限り利益はほとんどありません。

ではこのような業者はどうして利益を上げているのでしょう。

答えは簡単、定価のない工事費で機器の安さをカバーしているのです。

工事費込みの場合は、この工事は含まれていないとか、この工事は別途になるとか、特に曖昧なのが諸経費の計上です。

この諸経費という項目が曲者なのです。

見積書を見ると諸経費が工事項目毎に計上され、総工事費の20%以上も計上されている場合も多く見られます。

諸経費の目安は総工事費の3%から5%が妥当な金額です。

リフォームをお考えのお客様は見積書の内容を細部にわたって吟味することが重要です。

特に工事内容に関しては、どのような材料を使うのか、どこまでの工事が含まれているのか、そして最後に一言「別途工事や追加工事はありませんね」と念を押しておくことです。

キッチンやお風呂は毎日そして長期間お使いになる大切な設備です。

機器の安さに飛びつかず、出来れば信頼のできる業者に依頼されることが失敗しないリフォームのポイントだと思います。