11月も下旬、朝夕の寒さも厳しくなりました。

インフルエンザにかかる人が急増しているようです。

私は早々に予防注射をしましたが、罹患の恐れはあるとのことです。

帰宅時には手洗い、うがいを励行し、十分な睡眠を心掛けています。

さて、多くのリフォーム工事を行いながら、希望ケ丘、関電イベントのフォロー活動に追われています。

お陰様で順調にご契約に結びついています。

そんな中、昨年11月に中古住宅を購入された希望ケ丘のT様から部屋の西面にカビが発生しているので見てほしいとのご依頼です。

早速現場調査をしたところ、西面外壁のサイディングがボコボコに浮いています。

雨が入り下地迄腐食しており、補修ではどうにもならない状態になっています。

この雨が内壁にまで侵食し一面カビが発生しています。

販売した住宅業者にクレームを入れると、驚きの回答が帰って来ました。

「当社での中古住宅は現状渡しになっています、改修はお客様のご負担でお願いします」

屋根のカラーベストもひどい状態で、塗装では一時しのぎにしかならず、カバー

工法が必要です。

契約前に入念に調査しなかったことがT様の失敗です。

入居一年足らずでこのような状態、T様から価格が安かったので・・・・・・

思わず私の口から「安物買いの銭失い」という厳しい言葉が・・・・

その他にも外壁のひび割れや、配管の劣化が見つかりました。

35歳のT様、憧れのマイホームも大規模な改修工事が必要となり、安い買い物ではなくなりました。

改修工事のご依頼をいただきましたが、年内での工事は出来ません。

とりあえず、雨の侵入を防ぐために壁面の養生をさせていただき、お待ちいただくことになりました。

中古住宅を購入されるときは専門家にお願いして入念な現場調査をして下さい。

でないと、中古住宅は現状渡しの一言でかたずけられますから。