台風15号に次いで17号も大きな被害を残しました。
しかし、被害住宅の9割以上が国の支援制度対象外の一部損壊の評価です。
昨年の大阪を襲った震災、台風21号被害も同様に90%以上が一部損壊の評価でした。
地方自治体からわずかな支援金は出ましたが、焼け石に水の状態でした。
当社も数多くの復旧工事の携わりましたが、その費用のほとんどは自前の火災保険での対応でした。
しかし、損害評価が一部損壊のため復旧工事費のすべてを賄えたのはごく一部に限られ、多くは自己資金での修復になっています。
これから、大震災が襲ってくるかもしれません。台風も心配です。
加入されている保険でどの程度の補償がされるのか、しっかりと見直す必要があります。
当社では、災害被害のシュミレーションを行っています。
屋根に大きな被害を受けた場合、外壁に損傷があった場合、その他修復のための費用を概算提示させていただきます。
被災されたお客様は「私の家は大丈夫だと思っていた」「こんなに被害が出るとは夢にも思っていなかった」「家はもっと丈夫なものと思ってい」などの声を多く聞きました。
今回の15号台風で大きな被害を受けた千葉県では一部損壊の評価に対しても国の支援制度が適用されることになりましたが、どの程度の支援が受けられるのかは疑問です。
大切なお住まいを守るためには自己防衛しかありません。そのためにも十分な備えが必要です。