大阪地裁は京都府の住人が関西電力大飯原発3,4号機の運転差し止めを求めた仮処分の申し立てを却下しました。

巨大地震が発生した場合、安全性が不十分との申立てでした。

曖昧で漠然とした根拠で申し立てしても、関西電力が具体的な数値で示す安全基準に対抗しても当然の結果となるでしょう。

関西電力は原発一部停止した2013年と全原発が停止した2015年に電気料金を値上げしています。

その後、ガス、電力が自由化となり、電力会社と新規参入企業との争いが激しくなりました。

関西電力は2017年に高浜原発3,4号機が再稼働、更に2018年には大飯原発3,4号機が再稼働し二度の電力料金の値下げを行っています。

これにより新電力に奪われた契約を7万軒以上取り戻しており、関電ガスも電気とのセット割引で大阪ガスの顧客100万軒を奪っています。

弱小の新電力会社は関西電力の値下げ攻勢に太刀打ち出来ず、「露骨な新電力潰しだ」とか「大幅な値下げは原発を持つ関電にしかできない、不公平だ」と漏らしています。

そのようなことは最初から解りきったことです。

自由化とは価格競争であり、営業力の戦いなのです。

関西電力の反転攻勢に、新電力の淘汰が進み、大阪ガスは電気もガスも関電になりかねないと、その攻勢に危機感を募らせているようです。

私たちサンメイトプラスも関西電力認定「はぴèスマイル店」として、電気とガスのセット「なっトクパック」で大阪ガスから顧客奪回に最大限の努力を続けたいと考えています。