昨年9月の台風で屋根瓦に大きな被害に遭われた茨木市のA様。
ブルーシートの養生をしてお待ちいただいているお客様の一人です。
そのA様からお電話をいただきました。
昨日、見知らぬ業者が来て「屋根が相当痛んでますね。当社なら大勢の職人を使って二日もあれば直してあげます。見積りをしましょうか」とのことです。
名刺を見ると、熊本震災復旧工事、設備工事、○○設備とあり住所は熊本市〇〇
そして大阪市〇〇とあり、電話は携帯電話だけです。
奥様は工事を首を長くしてお待ちのため依頼しようかと思われたようです。
ご主人が「300万もする工事を見知らぬ業者に任せられるか、どんな工事をされるか分かったもんじゃない。首藤さんと相談しなさい」と言われたそうです。
現在もブルーシートのままのお家を訪問して、弱みにつけこみ暴利をむさぼる業者が横行しています。
今回の業者がそのような悪徳業者とは限りませんが、安易に契約することは避けるべきだと思います。
施工不良等の問題があっても、連絡が取れないという事態になりかねません。
この業者は二日で完工するとのことですが、当社の工程表では十日間となっています。
これ程の工事を二日で完工することは不可能です。
もし、二日で完工するならば、見かけだけの大幅な手抜き工事しかありません。
奥様は私の説明に納得され、お待ちいただくことになりました。
大切なお家を守る工事です。大きな費用を必要とする工事です。
くれぐれも慎重にそしてご注意いただきたいと思います。