明日は雨の予報、エコキュートの設置工事は決行するようです。

今日足場を設置したM様は絶好の高圧洗浄日和です。

困ったご依頼をいただきました。

9年前に設置された太陽光発電、設置されていた屋根が崩落寸前。

設置した業者は倒産し連絡が取れないらしい。

前々からあんなに老朽化した屋根に設置して大丈夫かなと思っていました。

その太陽光発電パネルを移設してほしいとのことです。

冗談じゃない、誰が屋根に上がるのですか。自殺行為でしょ。

いくら売電が48円でもこれは無茶でしょう。よく9年も耐えたと思う。

私の答えは「パネルと架台を地上に降ろしてもらえたらお引き受けします。」

お客様は「それが出来ないから頼んでるんです。もし道路に崩落したら大ごとですから」

そもそもこんなに老朽化した屋根に設置することが間違っているのです。

当然ですが私の答えは「お断りします」

職人が屋根に上がれば・・・・結果は明白です。

建物全体に足場を架け、屋根足場も組んで防音シートで養生し、一枚一枚レッカー車で降ろすしかありません。

9年間でどれほどの売電利益を上げられたのかは解りませんが、多くの費用を使って再設置しても売電48円は一年足らずです。

業者の口車に乗って無茶な設置をされた結果、利益どころか大きな負担につながってしまいました。

正しい設置をすれば太陽光発電はメリットのある機器です。

このような誤った設置をすれば、業者は倒産、その始末は全てお客様にかかってくるのです。