明日30日午後から静岡県浜松市の(株)W社のW社長が来社されます。
W社長は私が主宰する業績向上検討会、通称「改善検討会」に何度も参加されていました。
東日本大震災以降私たちの業界が厳しくなり、業績向上のために多くの会社が参加されました。
三ヶ月に一度開催しその回数は17回を数えました。
しかし、午前10時から午後5時までハードな検討会に主宰者である私の体力が追いつかずやむなく廃会しました。
W社長は検討会において、私から弱点を厳しく指摘、叱咤されマインド向上に励んでおられました。
商売をするには常にポジティブマインドが必要です。
マインドの低い人に行動力があるはずがありません。行動力のない人にスキルを備えても宝の持ち腐れです。
つまりマインド(M)が高いとアクション(A)が活発になりスキル(S)も生きるのです。それが成果に繋がるのです。
これが私の持論である「MAS理論」です。
私は長く営業マンの研修講師を務めてきましたが、マインドの低い営業マンには3つのタイプがあります。
楽して成果を求める人、他力本願的な考えを持つ人、口が達者でスキルに頼る人です。
幸いW社長はこの3つのタイプの人ではありません。
コツコツと地道に努力される人です。
私へのSOSは、マインドが上がらない阻害要因があるはずです。
明日はW社長と徹底的に話し合いマインド向上に繋げたいと考えています。
そして5月からは成果に向けて溌剌としたマインドの高いW社長に戻っていただきたいと願っています。
私は人一倍業績志向の強い人間です。業績向上に特効薬などありません。
自身がポジティブマインドを常に維持できるか、ただそれだけなのです。