パナソニックエコキュートにおけるエラーコードF27についての情報です。

このエラーは13年前から9年前に販売されたHE-K1,K2,K3,AQS,BQSの5機種に限り発生します。

原因はヒートポンプユニットの圧力スイッチかプリント基板の異常によるものです。(両方の場合もあります)

F27はお湯が沸かせなくなるエラーで緊急修理が必要です。

このエラーは寒い季節(11月から3月まで)に集中して発生しています。

この季節には当社のHPを御覧になり、全国から50件程度のお問い合わせをいただきます。

これまでは圧力スイッチによるエラーは延長保証があり、修理費用は無償でした。

しかし、現在はK3シリーズ以前の機種に対しては延長保証はありません。

AQS、BQSシリーズに対しては平成28年10月31日まで延長保証されるようです。

ここで問題なのはF27の発生が多くなる11月1日以降は保証されないことです。

つまり、F27の発生が少ない10月末までは保証するが、発生頻度が多くなる11月以降は保証しないということです。

パナソニックの魂胆が見え見えです。

パナソニックがお客様を大切に思ってくれるなら、発生頻度が少なくなる来年3月末まで延長するべきです。

パナソニック製品を取り扱う当社にとっては「パナソニックは売りたくない」と思ってしまいます。

先日も茨城県のお客様から「延長保証で無償で修理ができました」とお喜びの言葉をいただいたばかりです。

パナソニックという会社の姿勢に落胆しています。