関西電力が電気料金の値上げの具体的な手続きに向けての準備を進めることを表明しました。

10%程度の値上げ申請を行う模様です。

原発再稼働が叶わず、火力発電に頼ることで燃料費が経営を圧迫している様です。

したがって原発が再稼働した場合には値下げする意向を示しています。

私たちにとってガスは無くても生活に支障はありませんが、電気は不可欠なエネルギーです。

原発事故による汚染を懸念し原発再稼働に反対する意見も多くありますが、原発再稼働なしで我々が必要とする電力を賄うためには火力発電に大きなウエイトが掛かっています。

老朽化した廃炉寸前の火力発電所をフル稼働させ、日々膨大な量のCO2を排出しています。

原発事故以降地球温暖化をもたらす温室効果ガスの排出削減意識は著しく低下しています。

近年の異常気象も温暖化が大きな要因となっており、各地で多くの犠牲者が出ています。

確かに原発は無いほうが良いに決まっています、しかしクリーンな代替エネルギーが普及拡大するまでは原発再稼働はやむを得ないと思っています。

我々が快適で便利な生活を維持したいなら、地球温暖化を進めたくないなら、安全基準をクリアした原発を今しばらく稼働させることに反対することは出来ません。

私はテレビ、エアコン、電気冷蔵庫、洗濯機、レンジ、その他多くの電化機器を使っています。

もし昭和20年台の頃のような生活に戻せるなら原発など一基も必要ないのです。

現状では、原始力に頼れないなら原子力に頼るしかないのです。