先週、家電販売店の勉強会に講師として招かれました。

大阪市内で家電店を営まれている13店の経営者がお集まりでした。

意気盛んな方、風前の灯火のような顔をした方(失礼)様々です。

私がお話を始める前に一つだけお願いをしました。

それは、「私の話を否定する気持ちを持たず、常にニュトラルな気持ちで聞いて欲しい、そして話終わった時に是非を判断して下さい」と

まず、私は各店に質問しました「貴店は何軒の固定客をお持ちですか?」

200軒くらい、1000軒近くとお答えは様々です。

私は皆さんの答えに「それなら全店とも大繁盛してますね」

皆さんの答えは「NO」です。

私はお客様ランク5段階のお話をしました。

未知客、つながり客、馴染み客、懇意客、贔屓客の5段階です。

各段階の客の概念を細かくお話しました。そして固定客とは贔屓客だけであることをご理解いただきました。

そして再度質問です。「貴店は固定客を何軒お持ちですか?」

その答えは私の想像を越えた厳しいものでした。

家電店に未知客の新規開拓は求めません。(本来は求めるべきなのですが)

そこで、つながり客以上のランクアップのための手法を一時間を費やしてお話しました。

たった二時間のセミナーで意識改革、スキルアップが出来るとは思いませんが、一人でも多くの方が私の求めを実践していただければと願っています。

勉強会終了後皆さんからお礼の言葉をいただきました。

しかし今日の私の話は頭で理解することは出来ますが、実践するには大きな苦痛が伴うのです。頑張れ家電店の皆さん。