台風19号が日本列島に接近しています。
沖縄では風速50m近い暴風雨が吹き荒れているようです。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。
今日はエコ生活を提案する私たちに悲しいニュースが飛び込んできました。
ガス会社が販売する家庭用燃料電池「エネファーム」パンフレットに光熱費を大幅に節約出来ると誤解させる表現があったとしたとして、利用者5人が設置費用の損害賠償を求める訴訟を起こしたとのことです。
訴状によりますと5人はエネファームを設置したところ、パンフレットにはガスでお湯を沸かしながら発電するエネファームで電気代が抑えられ、光熱費が年間で5万5千円節約できるとの記載があった。
しかし、実際には冬場を中心にガス代が2倍から3倍に跳ね上がって光熱費が増加したと主張しています。
原告の一人は電気代は年間6万円減ったが、ガス代が年間9万円増加し光熱費は全体で3万円増えたという。
原告側の弁護士は「ガス代が大幅に増加するという説明があれば5人は契約しなかった」と話している。
エネファームをめぐっては販売代理店がガス料金の誇大説明があったとして、ガス会社が利用者4人にそれぞれ約150万円を支払って示談した例があるという。
このニュースを読んで愕然とするとともに怒りがこみ上げてきた。
嘘まで言って売りたいか?光熱費の削減効果の答えは一年経過すれば出ること位解りきっているでしょう
私たちはオーバートークは駄目、嘘は絶対にタブーを心に決めてオール電化を販売しています。
関西電力の慎重なシミュレーション(光熱費試算)のお陰で多くのお客様にオール電化機器を販売し続けていますが、一軒のお客様からも光熱費削減効果に対してお小言を頂戴しておりません。
これは自慢することではなく、エコ生活をご提案する者にとって至極当たり前のことなのです。
どんなに素晴らしい機器でも、販売する者の心の姿勢でその評価も地に落ちてしまうのです。
現時点ではエネファームはエコキュートの敵ではないと思っています。
しかし、私自身は燃料電池の時代は近いと考えています。その時代を迎えるためにも嘘のない正々堂々とした販売姿勢を貫いて欲しいと願っています。