先日サンメイトに一人の男性が訪ねて来られました。

大阪府下で会社を経営されているようです。

その社長が「当社の営業マンはぼんくらでサボるし業績は上がらんし、困り果てています」

更に「私が毎月20軒以上のアポイントを取り頑張っているのに、営業マンはサッパリなんです」

そして「こんな営業は居ても居なくても同じですからクビにしようかと思います。どう思われますか?」

文章は標準語で書いていますが、これを大阪弁でまくし立てるのです。

私が「クビにするのは営業ではなく社長の貴方ですね」

「どうして私がクビなんですか、毎月必死で走り回って業績を上げているのに」

夕方4時過ぎから8時過ぎまで4時間余り、私の専門であるリーダーシッププロセスについてお話しました。

Ⅹ思考の強い社長の意識改革は短時間ではとても無理なこと。

社長は「首藤さんの言われることを三カ月間実践してみます。そして会社がどう変わったか報告します」

私は「それは違います。会社がどう変わったかではなく、社長の貴方がどう変わったかを報告して下さい」

Ⅹ思考の強い人と話していると凄く疲れ、腹立たしい気持ちになります。

Ⅹ思考の強いリーダーは部下に対して不平、不満、愚痴、悪口、泣き言の連発です。そしてその殆どが独裁型リーダーなのです。

部下に対して叱ることの出来ない、業績棚上げ人間関係重視の民主型リーダーが多い中、この社長のようなリーダーは減少傾向にありますが、どちらのタイプにしろこの様なリーダーの下では業績の向上は望むべくもありません。

三カ月後にどの様な報告が届くのか解りませんが、社長の素地から見て意識改革は・・・・・・・・・・・・・・・・