こんばんわ 営業の亀村です。 うちには、”ふう”という名の、来月7歳になる、雄のミックス犬がいます。とても人懐っこいおとなしい性格です。ず~っと溺愛されてきましたが、ある時、事件が起こりました。
「新参者登場!」 なのです。
昨年11月20日、リフォーム現場に、一匹のダックスフントが迷い込んできました。 茨木警察に預けて、飼い主さんが連れに来られるのを待ってみる事にしました。ところが、ナント無責任にも、「飼えない。」のつれない言葉。
凄く悩みました。
弱りきっていた様子なので、どこか施設に持っていっても、ずっと、心にダメージを抱えたままになってしまうんではないか? いや、そんな事よりも、保健所行きを待つばかりで、私が見切ってしまうと、後は殺処分されてしまうのは時間の問題だから何とかしないと! と、結局、一端は私の家に連れて帰り、後で、飼ってくれる人を探す事にしました。
それからが、大変でした。今まで天下だった”ふう”は、その立場が、危うしです。 完全に犬社会では、この新参者の方が、ボスと位置づけられてしまいました。 又、偶然解ったのですが、虐待されてたらしく、人を見ると怖いのか吠えまくります。そして、ストレスからか、暇があれば、ウンチとオシッコを、場所に関係なく、やり放題。ひどいもんです。
こんな状態ですから、二人程、有難くも”チョコ”(取り敢えずの名前って感じですが)を飼ってみようかという方が、うちに見物に来て下さいましたが、どれも、破談となってしまいました。
そんな時、あるお客様から、一枚のチラシを渡されました。何年も前に、阪急茨木市駅で、大きなワンちゃんを連れた数人の方が、ビラ配りをされてて、当時のチラシを大切に保管されていらっしゃったようです。
たった一度街頭で貰ったもので、しかも何年も経っていた、陽に焼けたチラシは「NPO法人 カイアニマルトラスト」とありました。
(現在は、日本アニマルトラストさんに替ってます。)
そのチラシには、「捨てないで!殺さないで!」と書いてありました。
早速、訓練士さんに、暴君「チョコ」に会って頂き、アドバイスも貰い、今では見違える程、いい子に近づきつつあります。
うちに来て間もない頃です。
いつも、隅っこに隠れていて、眉間にシワを寄せて、難しい顔をしてました。
今では、こんな優しい目になりました。
☆☆☆日本アニマルトラストのホームページも是非覗いて下さい!⇒こちら
サンメイトホームページブログ内にも、リンク先にいれてます。
日本アニマルトラストさんの活動は、
①動物達の保護と里親探し。施設には、合計250匹以上のワンちゃん、猫ちゃんがいて、維持も大変らしいです。いらない毛布や、シート、餌などあれば、大歓迎だそうです。
②犬のしつけや訓練。出張訓練とかもお願いできるので、助かります。
③動物診療所。施設内はもちろん、外来患者の診断もして下さいます。チョコも、去勢手術をお願いしましたが、とても良心的なお値段で、驚きました!
④命の啓蒙活動。
茨木警察に、チョコを引き取りに伺った時、保健所行きを待つ動物が、凄く沢山ケージに入れられていました。信じられませんでした。茨木警察さんにも、日本アニマルトラストのチラシを持って行こうと思っています。人間は自分の力で、運命を切り開いていけますが、ペットは、環境を選ぶことはできません。小さい命ですが、大切に考えていく様にしたいです。
又、もしこれからペットを飼おうと思っておられる方、わざわざペットショップで買うまでではないけど、何か縁あった犬なら飼ってみようかなと漠然と考えておられるお母様、お父様、一度、アニマルトラストさんを覘いてみては?いかがですか?
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